大西洋をみたくない?−IRELAND

いつかアイルランドのアラン諸島に行ってみたいと思っていた。
友達とロンドンに行った時に念願のアイルランドへ飛ぶことにした。

ダブリンには昼の1時近くに到着。大西洋岸の街ゴールウェイへの列車が出ている駅に向かうも列車が出たばかりで、次の列車がなんとなんと6時半…これは予定外のピンチ!さびれた駅のビュッフェや本屋で暇をつぶしていたら、背後から「日本人の方ですか?」の日本語が。振り向くとそこには思いっきり外国人の兄ちゃんの姿があるじゃーないの!ジェイムズ君は日本の企業で働いていて、クリスマス休暇で家に帰るところだったのだ。彼はこんなへんぴなところに日本人がいるのが珍しくて声をかけてくれたらしい。うち解けた私たちはパブで2時間楽しい時間をすごし、先に彼の故郷へ帰る列車が到着したのでお礼を言って別れた。

 

2時間半の列車の旅を終えて、終点のゴールウェイに
到着したのは夜の9時!それはいいけど昔は無計画な
旅を平気でやっていたので、ホテルなどの予約はナシ。
不安がる友だちに何とかなるさ♪と、のーてんきに駅
前のホテルを当たったところ一発OK。
9時半にはめでたく暖かい部屋に通された。

 

私たちの朝は早かった。なにせ強行の旅だったので帰りのフライトは午後の4時。8時なのに真っ暗な中、チェックアウトをしよう思ったら、まだ厨房が真っ暗でイスもテーブルに上がっているのに手招きして、朝食を作ってくれた。おじさんってばやさしいなぁ。

さすがにアラン諸島へ行くのは無理だけど、せっかく来たので海が見たい。アイリッシュセーターを買ったあとに駅でタクシーをつかまえ海にダッシュ!
このおじさんがまたいい人で、タクシーの中から見える景色を説明してくれたり、海岸に降りるときもメーターを倒し「今日は曇っているけれど、晴れていると向こうにアラン諸島が見えるんだよ」と説明してくれた。けど、この海って晴れる時が少ないらしいゾ。

 12月の大西洋ってさみぃのよ〜!

マックでお昼を食べて11時半の列車でダブリンに戻り、ロンドン行きの飛行機に滑り込み!数時間のアイルランド体験だったけど、またいつか行ってみたい国が増えた。

後日談:ジェイムズ君とは帰国後連絡を取って、渋谷のピザ屋で再会!