旅先の日本人ーEUROPE

私たちは仕事の関係もあって比較的大都市に行く場合が多い。ということは観光地としても有名な都市だったりすると日本人も割に多く集中するという事だ。

ときどきだけど、ツアー客にまぎれてガイドの説明をこっそり聞くこともある。団体の人たちとかかわる事は滅多にないながら、個人旅行の人とはたまに交流があったりする。例えばロンドンからバルセロナに飛んだ時に、うっかりガイドブックを忘れてきてしまった時があった。ガウディの建造物の前のホテルに泊まった朝、朝食に降りたら一人の日本人青年がいた。すかさず頼んでガイドブックを貸してもらったりして。


ドイツの列車に乗ったら斜め前の座席に青年が
いて「日本人ですか。写真を撮ってもらえませ
んか?」と頼まれた。カメラを返したら
「お二人も撮ってあげましょう」と。
個人旅行だと二人がフレームに納まる事は滅多
にないのでウレシイ申し出だった。
出来は、う〜むって感じだったけどね。
 


リールでロンドンに向かうユーロスターを待っている時にも日本人青年と知り合い、向こうの情報を教えたり旅の話をして楽しんだ。少し親しくなると荷物を見ていてもらったりして。盗難が多いので人柄はどうあれ同じ国の人というだけで、旅先では安心感が湧くが面白いよね。面白いといえば女の子の一人旅に一度たりと合ったことがない。それにカップル(新婚さん?それとも?)との交流は皆無!せっかく日本を脱出したのだから、旅先では見飽きた日本人には邪魔されたくないのだろうな。