カメラ見なかった?ーGERMANY

ブレーメンは旅行最後の街。翌日は帰国なので、さあお土産を買わなくっちゃ!

ダンナが学生の頃に訪れた時に、閉まって
いて買えなかったボトルシップ屋で念願の
品を買ったり、ペーパークラフト屋では面
白い作品を2、3点買って大満足。

さあ次は母に何を買おうかと探索していたら
ローゼンタールというすてきな陶器屋が目
に入った。「あ、ここで買おう!」

  
     シュノア地区のボトルシップ屋 →


店のソファでダンナが休んでいる間にペアのオリエンタル柄のデミダスをお土産にして、また街をぶらぶら楽しんだ。疲れたのでベンチに座ってカメラを探したが、あれれ、ない!つい数時間前まではあったのに。スリ?盗難?それとも置き引き?楽しい気分は吹き飛び、夕方のブレーメンをウロウロと移動したルートを辿ったけれど、とうとうカメラはどこにもなかった。夜になって「もしかしたらローゼンタールに置いてきてしまったのでは?」という一縷の望みが持ち上がった。
「じゃあ明日店に行ってみようか」
「開店の時間はハンブルクに向かう列車の中だよ…」

確認も出来ないまま帰国の途についた。帰国後にローゼンタールで買い物をしたレシートの住所をたよりに「もしカメラがあったらカードで買い物をしたので、その番号から送料を引いて送って下さい」と手紙を書いた。

半月後に「カメラは店にありますよ。
カードから送料を引いて送ります」と
返事がきたじゃーないの!

←これはカメラを送ってきた時の手紙の封筒

こうして帰国後1ヶ月以上経ってから、私たちの元に旅の思い出が詰まったカメラが帰ってきた。大胆な試みだったけど、こういう事もできるのね〜。カード・ショッピングの成功例かもしれない。