’86年代写真集

   

スチュディオタイプっていうワンルームのフラットが気に入ってたんだって。イタリア人がオーナーだったせいか、インテリアもキッチンも赤と白で統一されていて一番素敵な部屋だったんだって。パスタ用のキッチン用具やホットサンド器まであったみたい。

この頃は郊外によく出かけた時期。でもお昼代を節約するためにサンドイッチやおにぎりを朝から作って、水筒にウーロン茶まで入れてったらしいよ。ブライトンは海辺の保養地でリゾート地なのに、寒い中おにぎり食べてる日本人なんて初めてなんじゃないかなあ・・。あきれるよね。

ウィンザー城を観光して帰っちゃう人もいるけど、ここからかの秀才を排出したイートン校に歩いて行けちゃうんだよ。こらこら、ストーカー行為はイカンよ〜。休校中は校内を見学できるって知ってた?

困った母ちゃんだよ。だって墓場の散歩が趣味なんだって・・・。でも日本の墓地みたいに恐くないし、墓石のデザインが個性的で、愛犬の石像と一緒なんていう墓石もあってよかったよって。でもぼくは嫌だなこんなとこ。

こんな写真ばっかり載せようとするから2枚だけ!ってきびしく言ったんだ。でもこのマリア像はきれいだよね。これなら許す!

ロンドンの足は地下鉄とこの赤い二階建てのバス。地下鉄の方が早く着くけどダブルデッカーの2階からの眺めは最高だよね!日本と違ってバスと地下鉄共通の定期があるからすごく便利って言ってたよ。

 

この頃はパスタ・バーの常連のリチャ−ドに夢中だったね。でも後ろからGFのアンナがにらんでたよ〜。やれやれ・・・